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台風進路予報の改善について

報道発表日

平成20年5月15日

概要

気象庁は、近年の台風予報精度の向上を踏まえ、平成20年5月21日以降に発生する台風に対して台風進路予報における予報円を小さくします。

本文

気象庁は、台風の進路を予報する際には、予報の誤差を考慮して、台風の中心が70%の確率で入ると予想される範囲を円(予報円)で示しています。予報円の大きさは、過去数年間の台風の進路予報の成績から、台風が進む方向や速度に応じて決めています。

近年、数値予報技術の改善等により台風進路予報の成績が向上しており、平成16~19年の4年間の予報成績を調べた結果、予報円の半径をこれまでと比べて約15%、特に北西方向に進む場合には約20%小さくすることが可能となりました(別紙参照)。このため、平成20年5月21日以降に新たに発生する台風に対して進路予報における予報円を小さくします。

今回の改善により、対象地域をより限定して台風に対する備えを行うなど、効果的な防災活動を行うことが期待されます。

気象庁は、今後も数値予報技術の精度向上を図るなどして、予報円の見直しを適宜行ってまいります。

問い合わせ先

気象庁予報部予報課太平洋台風センター
電話:03-3212-8341(内線3137)

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