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平成20年1月の地震活動及び火山活動について

報道発表日

平成20年2月7日

概要

平成20年1月の地震活動及び火山活動について解説します。

本文

  • 地震活動
    1月26日に石川県能登地方でM4.8の地震が発生し、石川県輪島市で震度5弱を観測しました。
    津波を観測した地震はありませんでした。
    全国で震度1以上が観測された地震の回数は97回、日本及びその周辺におけるM4以上の地震の回数は67回でした。
    国土地理院のGPS観測結果では、全国の地殻変動について特に目立った変動は見られません。


    震度3以上を観測するなどの主な地震活動の概況、世界の主な地震は下記の「資料全文」をご参照ください。

  • 火山活動
    桜島では、2月3日に昭和火口で2回爆発的噴火が発生しました。このことから2月3日に火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)を発表し、噴火警戒レベルを2から3に引き上げました。2月3日15時54分の爆発的噴火では、小規模な火砕流が火口から1.0km付近まで流下しました。その後、6日にも爆発的噴火が2回発生し、11時25分の爆発的噴火では、小規模な火砕流が火口から1.3km付近まで流下しました。
    雌阿寒岳では、9日から10日にかけて、体に感じない小さな火山性地震が増加し、その後減少したもののやや多い状態が続いていますが、振幅は小さく、その他の観測データにも変化はありません。
    阿蘇山では、孤立型微動の回数が多い状態が続いていますが、中岳第一火口の湯だまりの湯量やその表面温度に変化はありません。
    口永良部島では、火山性地震及び火山性微動ともに少ない状態で経過したことから、1月25日に噴火予報(噴火警戒レベル1、平常):警報解除を発表し、噴火警戒レベルを2から1に引き下げました。
    その他の火山の活動状況に特段の変化はありません。

    日本の主な火山活動の概況、世界の主な火山活動は下記の「資料全文」をご参照ください。

問い合わせ先

地震:地震火山部管理課 電話 03-3212-8341(内線 4581)
火山:地震火山部火山課 電話 03-3212-8341(内線 4530)

資料全文

参考資料


国土地理院のGPSによる地殻変動観測については、 国土地理院ホームページの記者発表資料 を参照ください。

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