平成19年11月の地震活動及び火山活動について

平成19年12月6日

平成19年11月の地震活動及び火山活動について解説します。

• 地震活動
  震度５弱以上を観測した地震及び津波を観測した地震はありませんでした。
  全国で震度１以上が観測された地震の回数は92回、日本及びその周辺におけるＭ４以上の地震の回数は69回でした。
  国土地理院のＧＰＳ観測結果では、全国の地殻変動について特に目立った変動は見られません。
  
  震度３以上を観測するなどの主な地震活動の概況、世界の主な地震は下記の「資料全文」をご参照ください。
  
  
• 火山活動
  噴火したのは、桜島及び諏訪之瀬島でした。
  桜島では、南岳山頂火口でごく小規模な噴火が時々発生しました。
  諏訪之瀬島では、29～30日に御岳火口で爆発的噴火が発生したほか、小規模な噴火が時々発生しました。
  三宅島では、多量の火山ガスの放出が続いています。
  
  12月1日に全国の活火山に噴火警報及び噴火予報を発表しました。その後、いずれの火山も活動状況に特段の変化はありません。12月６日現在の各火山の噴火警報および噴火予報は以下のとおりです。
  
  

  火口周辺警報

  三宅島、硫黄島、桜島、薩摩硫黄島、口永良部島、諏訪之瀬島

  噴火警報（周辺海域）

  福徳岡ノ場

  噴火予報

  上記以外の火山

  
  日本の主な火山活動の概況、世界の主な火山活動は下記の「資料全文」をご参照ください。

地震：地震火山部管理課 電話03-3212-8341（内線4581）
火山：地震火山部火山課 電話03-3212-8341（内線4530）