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全球数値予報モデルと週間アンサンブル予報モデルの改善について

報道発表日

平成19年11月14日

概要

平成19年11月21日より全球数値予報モデルと週間アンサンブル予報モデルを改善します。モデルの解像度を細かくすることにより局地性の高い現象の予測精度の向上が期待できます。

本文

 平成19年11月21日より、警報・注意報をはじめとする防災気象情報や天気予報・週間天気予報などに用いる全球数値予報モデルと週間アンサンブル予報モデルを改善し、両モデルの計算に用いている格子の間隔を下表のとおり、これまでよりも細かくします。

 今回運用を開始する水平格子間隔20kmの全球数値予報モデルは、毎日の天気予報に利用している全球モデルとしては世界一細かいものです。

 格子間隔を細かくすることで、より小さな規模の気象現象の表現が可能となり、局地性の高い地表付近の風や気温などの予測精度の向上が期待できます。また、高解像度化により上層の気温や風などの予測精度が向上することから、これらを利用する週間天気予報や空域気象情報の精度向上が期待されます。


表:数値予報モデル解像度の改善 モデル名 現在 11月21日より 全球数値予報モデル 水平間隔60km
鉛直層数40層 水平間隔20km
鉛直層数60層 週間アンサンブル予報モデル 水平間隔120km
鉛直層数40層 水平間隔60km
鉛直層数60層

問い合わせ先

気象庁予報部数値予報課
電話(代)03-3212-8341 (内)3302

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