平成19年9月の地震活動及び火山活動について
報道発表日
平成19年10月9日
概要
平成19年9月の地震活動及び火山活動について解説します。
本文
- 地震活動
震度5弱以上を観測した地震及び津波を観測した地震はありませんでした。なお、期間外ですが、10月1日に神奈川県西部でM4.9の地震が発生し、神奈川県箱根町で震度5強を観測しました。
全国で震度1以上を観測した地震の回数は126回、日本及びその周辺におけるM4以上の地震の回数は59回でした。
国土地理院のGPS観測結果では、全国の地殻変動について特に目立った変動は見られません。
震度3以上を観測するなどの主な地震活動の概況、世界の主な地震は下記の「資料全文」をご参照ください。
- 火山活動
諏訪之瀬島では、17日に爆発的噴火が2回発生したほか、28~29日に小規模な噴火が発生しました。
桜島では、今期間噴火は観測されませんでしたが、長期にわたり噴火活動が継続しています。
三宅島では、多量の火山ガスの放出が続いています。
樽前山、硫黄島、福徳岡ノ場、薩摩硫黄島及び口永良部島では、火山活動のやや活発な状況が続いています。
日本の主な火山活動の概況、世界の主な火山活動は下記の「資料全文」をご参照ください。
問い合わせ先
地震:地震火山部管理課 電話 03-3212-8341(内線 4581)
火山:地震火山部火山課 電話 03-3212-8341(内線 4530)
資料全文
参考資料
国土地理院のGPSによる地殻変動観測については、 国土地理院ホームページの記者発表資料 を参照ください。