2007年8月16日08時40分ころのペルー沿岸の地震について(第2報)
報道発表日
平成19年8月16日
概要
ペルー沿岸でM7.9の地震が発生しました。
日本の太平洋沿岸に弱い津波の可能性があり、
17日01時過ぎに津波注意報を発表する予定です。
本文
8月16日08時40分ころ(日本時間)、南米西部(ペルー沿岸)を震源(南緯13.5°、西経76.7°)とするマグニチュード(M)7.9の地震が発生しました。震源は太平洋津波警報センター(PTWC)によります。
これまでに、サンタクルス(エクアドル)で17時00分ころに40cm、フアンフェルナンデス(チリ)で12時06分ころに21cm、コキンボ(チリ)で14時31分ころに28cmの津波を観測したほか、周辺の南米の観測点でも津波を観測しています。
海外の検潮記録や過去の事例などに基づき、日本への津波の影響を評価して来ましたが、太平洋沿岸については、20cmを超える津波の可能性があることから、17日01時過ぎに北海道から沖縄にかけての太平洋沿岸に対して津波注意報を発表する予定です。津波の到達は早いところでは北海道の東部沿岸に17日04時頃と予想しています。
津波が到達した場合、半日程度は潮位の変化が継続する恐れがありますので、海に入っての作業や釣り、海水浴などは控えて下さい。
図表については、下記の「資料全文」をご参照下さい。
問い合わせ先
気象庁地震津波監視課
電話03-3212-8341(内線4542)