オゾン層観測速報(2007年6月)
報道発表日
平成19年7月20日
概要
2007年6月のオゾン層と紫外線の状況を解説します。
本文
オゾン全量
2007 年6月の国内3地点における月平均オゾン全量は、参照値と比較すると、那覇で
多く、札幌とつくばでは並であった。
日積算紅斑紫外線量
2007 年6月の国内3地点における日積算紅斑紫外線量の月平均値は、参照値と比較す
ると、札幌、つくばで多く、那覇で少なかった。札幌では、6月の平均値としては観測開始
以来最も大きい値を記録した(札幌のこれまでの最大値は2004 年の3.01kJ/m2)。つくばでは、
6月の平均値としては観測開始以来2番目に大きい値を記録した。
UVインデックス
2007 年6月の日最大UVインデックスの月平均値(解析値)は、紫外線が非常に強いこ とを示す8~10 の領域が、小笠原、南西諸島で見られた。また、北海道、東北、関東、 近畿、四国地方の大部分と、九州、南西諸島の一部で、昨年6月に比べて10%を超える正偏 差が見られた。小笠原諸島では、10%を超える負偏差が見られた。
図表を含めた全文については、下記の「資料全文」をご参照ください。
問い合わせ先
地球環境・海洋部 オゾン層情報センター
電話 03-3212-8341(内線)4212