「平成19年(2007年)新潟県中越沖地震」について(第4報)
報道発表日
平成19年7月17日
概要
余震活動等の状況について
本文
7月16日10時13分に発生した新潟県中越沖地震による余震活動は、17日10時現在、震度1以上の余震を86回観測しており、余震は引続き発生しています。これまでの最大余震は、16日15時37分の地震(M5.8(暫定値)、最大震度6弱)でした。
余震活動は本震-余震型で推移しており、徐々に減衰してきていますが、今後1週間程度は、震度5強、ところによっては震度6弱の揺れとなる余震が発生するおそれがあります。余震に十分注意して下さい。
地震の揺れの強かった地域では、降雨や余震活動により土砂災害等が発生するおそれがあります。また壊れかけた建物等の倒壊のおそれがあります。復旧作業に携わる方は十分注意して下さい。
なお、総務省消防庁(7月17日7時00分現在)によると、今回の地震により、死者9名、行方不明1名、負傷者929名、住家全壊342棟、住家半壊97棟などの被害が確認されています。
図表については、下記の「資料全文」をご参照下さい。
問い合わせ先
気象庁地震津波監視課
電話03-3212-8341(内線4542)