平成19年6月の地震活動及び火山活動について
報道発表日
平成19年7月9日
概要
平成19年6月の地震活動及び火山活動について解説します。
本文
- 地震活動
震度5弱以上を観測した地震及び津波を観測した地震はありませんでした。
全国で震度1以上を観測した地震の回数は195回(大分県中部の地震活動64回を含む)、日本及びその周辺におけるM4以上の地震の回数は81回でした。
国土地理院のGPS観測結果では、全国の地殻変動について特に目立った変動は見られません。
- 火山活動
噴火が観測されたのは、桜島及び諏訪之瀬島でした。
桜島では、昭和火口で小規模な噴火が時々発生しました。また、南岳山頂火口では、16日と21日に爆発的噴火が発生しました。
諏訪之瀬島では1日と12日に小規模な噴火が発生しました。
三宅島では、多量の火山ガスの放出が続いています。
樽前山、硫黄島、福徳岡ノ場、薩摩硫黄島及び口永良部島では、火山活動のやや活発な状態が続いています。
図表をふくめた全文については、下記の「資料全文」をご参照ください。
問い合わせ先
地震:地震火山部管理課 電話 03-3212-8341(内線 4581)
火山:地震火山部火山課 電話 03-3212-8341(内線 4530)
資料全文
参考資料
- 平成19年6月に震度1以上を観測した地震[PDF形式:160KB]
- 緊急地震速報の提供状況について(その1)[PDF形式:1.95MB]
- 緊急地震速報の提供状況について(その2)[PDF形式:1.51MB]
国土地理院のGPSによる地殻変動観測については、 国土地理院ホームページの記者発表資料 を参照ください。