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気象庁と(社)日本気象学会との共同研究の開始について

報道発表日

平成19年6月29日

概要

気象庁と社団法人日本気象学会は、わが国における気象研究の発展、大学等における気象研究分野の人材育成、気象庁の予測精度向上を目的として、共同研究「気象庁データを利用した気象に関する研究」を平成19年7月2日から開始します。

本文

1 背景と目的
世界の気象学研究においては、観測データの同化手法の開発やアンサンブル手法による予測可能性の研究など、高度にシステム化された研究が行われるようになってきています。わが国の気象学が世界の気象学研究において先導的な役割を果たすためには、大学、独立行政法人等の研究機関と最先端の現業システムを持つ気象庁との連携が不可欠になっています。
このため気象庁と日本気象学会は、わが国における気象研究の発展、大学等における気象研究分野の人材育成、気象庁の予測精度向上等を目的とした包括的な共同研究契約を初めて締結します。

2 研究内容
研究機関それぞれがこれまでに進めてきた研究と、気象庁が保有する気象データと現業で培った様々な技術を組み合わせ、共同研究を進めていきます。
個々の具体的な研究内容については、今後、研究参加者を募集し確定していきますが、数値予報モデルの改良、精度向上に関する研究、アンサンブル予測手法に関する研究、データ同化手法に関する研究、気象についての解析・診断およびメカニズム解明に関する研究などが行われる予定です。

3 研究成果
研究成果は、日本気象学会の定期大会、論文誌(「天気」、「気象集誌」、「SOLA」)などで発表するほか、気象庁の予測精度向上など業務の改善に反映していきます。


問い合わせ先

気象庁総務部企画課
電話 03-3212-8341(内線)2227
日本気象学会事務局
電話 03-3216-4403

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