火山噴火予知連絡会会長会見(定例)
報道発表日
平成19年6月19日
概要
火山噴火予知連絡会(会長:藤井敏嗣東京大学教授)は、第107回定例会議を開催し、全国の火山活動について検討を行いました。
本文
全国の火山活動について(要旨)
桜島では、5月中旬以降、昭和火口で小規模な噴火が時々発生し、火山ガス放出量の増加もみられるなど、火山活動はやや活発な状況が続いています。火口周辺では引き続き注意が必要です。
御嶽山では、昨年12月以降、火山性地震や微動の増加、御嶽山のわずかな膨張が続き、今年3月にはごく小規模な噴火が発生しました。しかし、4月以降火山性地震や微動は少なくなり、御嶽山の膨張もほとんど停止するなど、火山活動は静穏な状況に戻っています。
口永良部島では、火山性地震や微動がやや多く、火山活動はやや活発な状況が続いています。火口周辺では引き続き注意が必要です。
硫黄島では、昨年8月に始まった島北部を中心とした島全体の大きな隆起はやや鈍化しながらも継続し、火山性地震もやや多い状態が続き、火山活動はやや活発な状況となっています。今後の火山活動に注意が必要です。
三宅島では、火山活動に全体として大きな変化はなく、やや活発な状況で経過しています。多量の火山ガス放出は当分継続すると考えられます。
全文及び関係資料は、下記資料全文をご覧ください。
問い合わせ先
気象庁地震火山部火山課
電話 03-3212-8341(内線)4530,4527
資料全文
上記資料を分割したファイルを掲載します。内容は、上記資料と同じものです。
- 平成19年6月19日 火山噴火予知連絡会会見資料 本文 [PDF形式:345KB]
- 平成19年6月19日 火山噴火予知連絡会会見資料 資料(全19p)1~10p [PDF形式:6.0MB]
- 平成19年6月19日 火山噴火予知連絡会会見資料 資料(全19p)11~19p [PDF形式:6.5MB]