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エルニーニョ監視速報No.176(2007年4月)

報道発表日

平成19年5月10日

概要

太平洋赤道域の大気・海洋の状況(2007年4月)と エルニーニョ/ラニーニャ現象に関する今後の見通しについて解説します。

本文

  • 太平洋赤道域の海面水温は、東部で顕著な負偏差、西部で顕著な正偏差だった。海洋表層(海面から深度数百mまでの領域)の水温では、中部から東部にかけて顕著な負偏差が見られた。中部の大気下層では東風偏差が持続し、ラニーニャ現象に向かう時期の特徴を示している。
  • エルニーニョ監視海域の海面水温は、今後下降し、夏から秋にかけて基準値より低い値で推移すると予測され、今後1、2か月の内にラニーニャ現象が発生する可能性が高い。

問い合わせ先

地球環境・海洋部気候情報課 エルニーニョ班
電話 03-3212-8341(内線)5134, 5135

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