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平成19年4月の地震活動及び火山活動について

報道発表日

平成19年5月8日

概要

平成19年4月の地震活動及び火山活動について解説します。

本文

  • 地震活動
    4月15日12時19分に三重県中部でM5.4の地震が発生し、三重県亀山市で震度5強、三重県鈴鹿市と津市及び伊賀市で震度5弱を観測しました。
    3月25日に発生した「平成19年(2007年)能登半島地震」の余震活動は次第に減衰してきています。
    全国で震度1以上を観測した地震の回数は213回(能登半島地震の活動91回を含む)、日本及びその周辺におけるM4以上の地震の回数は145回でした。
    国土地理院のGPS観測結果では、全国の地殻変動について特に目立った変動は見られません。

  • 火山活動
    噴火が観測されたのは、桜島及び諏訪之瀬島でした。
    桜島では、南岳山頂火口でごく小規模の噴火が時々発生しました。諏訪之瀬島では2日に爆発的噴火がありました。
    御嶽山では、火山性地震は、昨年12月から消長を繰り返しながらやや多い状態が続き、火山性微動も時々観測されました。今期間、火山性地震は少ない状態で経過し、火山性微動は5日以降観測されていませんが、火山活動は現在もやや活発な状況が続いていると考えられ、山頂付近では注意が必要です。
    三宅島では、噴煙活動が活発で多量の火山ガス放出が続いています。
    福徳岡ノ場では、第三管区海上保安本部及び海上自衛隊が行った観測によると、火山活動によると見られる変色水が度々確認されました。
    樽前山、硫黄島、薩摩硫黄島及び口永良部島では、火山活動のやや活発な状態が続いています。  

図表をふくめた全文については、下記の「資料全文」をご参照ください。

問い合わせ先

地震:地震火山部管理課 電話 03-3212-8341(内線 4581)
火山:地震火山部火山課 電話 03-3212-8341(内線 4530)

資料全文

参考資料


国土地理院のGPSによる地殻変動観測については、国土地理院ホームページの記者発表資料を参照ください。


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