オゾン層観測速報(2006年11月)
報道発表日
平成18年12月20日
概要
2006年11月のオゾン層と紫外線の状況を解説します。
本文
オゾン全量
2006年11月の国内3地点における月平均オゾン全量は、参照値と比較すると、つくば、那覇で多く、札幌で並であった。11月の平均値としては、那覇で観測開始以来最も大きい値を記録し、つくばでは1988年と並んで最も大きい値であった。また、昭和基地では2001年と並んで最も小さい値を記録した。
日積算紅斑紫外線量
2006年11月の国内3地点における日積算紅斑紫外線量の月平均値は、参照値と比較すると、那覇で少なく、札幌、つくばで並であった。昭和基地では11月の平均値としては、観測開始以来最も大きい値を記録した。
UVインデックス
2006年11月の日最大UVインデックスの月平均値(解析値)は、紫外線が中程度であることを示す3~5の領域が紀伊半島から九州の太平洋側、小笠原諸島および南西諸島で見られた。北海道南部、東北北部および近畿西部から南西諸島にかけて、参照値に対して10%を超える負偏差の領域が見られた。
図表を含めた全文については、下記の「資料全文」をご参照ください。
問い合わせ先
地球環境・海洋部 オゾン層情報センター
電話03-3212-8341(内線)4212