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平成18年11月7日に佐呂間町で発生した突風について(第二報)

報道発表日

平成18年11月8日

概要

 11月7日に佐呂間町で発生した突風について、8日に行った現地調査の結果概要です。

本文

 11月7日に佐呂間町で発生した突風について、8日の現地調査の結果概要は以下の通りです 。(8日11時以降、明らかになったことに下線)

1.突風の原因
 佐呂間町の突風は、以下の根拠により、7日13時20分頃から13時30分頃にかけて、南西から北東に向かって進んだ竜巻によるものと判断される。

  • (1)発生場所付近に強いレーダーエコーが観測された。

  • (2)被害地域の形状は、長さ1km、幅200mの細長い帯状であった。

  • (3)住民の方等への聞き取り調査や撮影された映像によって、漏斗雲が発生していたこと、7日13時20分頃から13時30分頃にかけてこれが南西から北東に向かって進んでいたことが確認されている。

  • (4)建物の屋根が上方に吹き飛ばされている。

  • (5)現地より標高で100m程度高い位置に屋根の一部等の飛散物が見られた。


2.竜巻の強さ
 佐呂間町では、「多数の住宅の屋根がはぎ取られた」、「自動車が吹き飛ばされた」などの被害状況から、竜巻の強度は藤田スケールで2以上と考えられる。

問い合わせ先

気象庁予報部予報課
電話03-3212-8341(内線)3121
網走地方気象台防災業務課
電話0152-43-4349

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