平成18年9月の地震活動及び火山活動について
報道発表日
平成18年10月10日
概要
平成18年9月の地震活動及び火山活動について解説します。
本文
- 地震活動
震度5弱以上を観測した地震及び津波を観測した地震はありませんでした。
全国で震度1以上が観測された地震の回数は97回、日本及びその周辺におけるM4以上の地震の回数は73回でした。
国土地理院のGPS観測結果では、全国の地殻変動について特に目立った変動は見られません。
- 火山活動
噴火が観測されたのは、桜島及び諏訪之瀬島でした。
桜島では、南岳山頂火口から6日と20日に爆発的噴火があったほか、小規模な噴火が時々発生しています。昭和火口からの噴火はありませんでした。
諏訪之瀬島では、小規模な噴火が時々発生しました。
三宅島では、噴煙活動が活発で、多量の火山ガス放出が続いています。
浅間山では、火山活動が静穏な状態になったことから、22日にレベルを2(やや活発な火山活動)から1(静穏な火山活動)に引き下げました。
なお、箱根山では、一時的な地震の増加がみられましたが、火山活動は静穏な状態です。
図表をふくめた全文については、下記の「資料全文」をご参照ください。
問い合わせ先
地震:地震火山部管理課 電話 03-3212-8341(内線 4581)
火山:地震火山部火山課 電話 03-3212-8341(内線 4530)
資料全文
参考資料
国土地理院のGPSによる地殻変動観測については、国土地理院ホームページの記者発表資料を参照ください。