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夏から秋にかけて高潮と異常潮位に注意 ―浸水害がしばしば発生する季節です―

報道発表日

平成18年6月30日

概要

 夏から秋、特に8月から10月にかけては、台風に伴う高潮による浸水害に注意が必要です。また、日本各地の平均潮位はこの季節に年間で最も高くなるため、異常潮位による浸水害にも注意が必要です。

本文

 夏から秋にかけて、台風に伴う高潮によってしばしば浸水害が発生するので注意が必要です。

 また、この季節に日本各地の平均潮位は一年のうちで最も高くなります。したがって、この時期の大潮(おおしお)期(新月や満月の前後数日間)の満潮時には、ほとんどの所で年間の最高潮位となります。また、長期的には1980年代の半ば以降、日本沿岸の平均的な海面水位は上昇傾向にあり、近年はこの100年間で最も高い状況にあります。このように潮位が高いところに、黒潮流路や海水温の変動等を原因とする異常潮位が発生すると、沿岸の低地では浸水害が生ずるおそれがあります。

 気象庁では、高潮や異常潮位によって浸水害が発生するおそれがある場合には、最寄りの気象台が高潮注意報・高潮警報や潮位に関する情報を発表します。これらの情報は以下のURLからも取得できます。

気象庁ホームページ

  気象警報・注意報:http://www.jma.go.jp/jp/warn/
  各地の最新の潮位:http://www.jma.go.jp/jp/choi/

 過去の高潮や異常潮位については参考資料1を参照願います。

問い合わせ先

 気象庁地球環境・海洋部海洋気象情報室 潮汐班
 電話03-3212-8341(内線5126)

資料全文


参考資料


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