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さくらの開花予想(第2回)(北陸、関東甲信、東海、近畿、中国、四国、九州)

報道発表日

平成18年3月8日

概要

本年のさくら(ソメイヨシノ)の開花は、東日本・西日本では平年より早い地点が多い見込みです。

本文

さくらの開花は、一般的に気温が高いと早まり、気温が低いと遅くなります。
今回の予想対象地域の2月の気温は、東日本(北陸・関東甲信・東海)、西日本(近畿・中国・四国・九州)ともに平年より高く推移しました。また、3月の気温は、これまで概ね平年並に推移し、今後は平年並か平年より高いと予報されています。
このため、本年のさくらの開花は、東日本・西日本では平年より早い地点が多い見込みです。

さくらの開花予想の等期日線図


図表を含む全文については、下記の「資料全文」をご参照ください。
次回は東北から九州までを対象に、3月15日午後2時発表の予定です。

参考

1.さくらは、夏頃に翌春咲く花のもととなる花芽(かが)を形成し、休眠に入ります。花芽は冬の低温に一定期間さらされると休眠から覚めます(休眠打破)。花芽は休眠打破のあと温度の上昇とともに生長し開花します。
さくらの予想開花日は、過去の開花日と気温のデータから予想式を作成し、これに、昨年秋からの気温経過と気温予報をあてはめて求めています。なお、気温予報には週間予報、1か月予報及び3か月予報を用いています。
2.開花とは花が5~6輪開いた状態のことです。さくらの開花は、一般的に標高が100m高くなるごとに約2~3日遅くなります。
また、ソメイヨシノの開花から満開までの期間は、今回発表した地域では約1週間です。なお、満開とは、花芽の約80%以上が開花した状態のことです。
3.さくらの開花を平年値(1971年~2000年の30年間の累年平均値)と比べる場合、「平年並」とは平年値との差が2日以内、「早い(遅い)」とは平年値より3日以上早い(遅い)ことをいいます。なお、「かなり早い(遅い)」とは平年値より7日以上早い(遅い)ことをいいます。
4.開花予想は、各気象台や測候所の定めた標本木を対象としたもので、名所の開花とは異なることがあります。また、予想開花日には平均して前後2~3日程度の誤差があります。

問い合わせ先

観測部計画課情報管理室応用気象情報係
電話03-3212-8341(内線)4228

資料全文


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