平成18年1月の地震活動及び火山活動について
報道発表日
平成18年2月7日
概要
平成18年1月の地震活動及び火山活動について解説します。
本文
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地震活動
震度5弱以上を観測した地震はありませんでした。なお、1月1日に鳥島近海でM5.9の地震(震度1以上を観測した震度観測点はありません)が発生し、微弱な津波を観測しました。
全国で震度1以上が観測された地震の回数は86回、日本及びその周辺におけるM4以上の地震の回数は57回でした。
国土地理院のGPS観測結果では、東海地域及びその周辺における長期的な地殻変動は、最近は小さくなっているように見えます。
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火山活動
噴火が観測されたのは、桜島及び諏訪之瀬島でした。桜島では爆発的噴火が1回観測されましたが、桜島の噴火活動としては比較的静穏な状態が続いています。諏訪之瀬島では時々小規模な噴火が発生し、爆発的噴火も時々観測されました。
浅間山では下旬以降地震の多い状態が続き、微弱な火映も観測されました。微動の発生回数ならびに火山ガスの放出量もやや多く、活動は依然としてやや活発です。三宅島の二酸化硫黄を含む多量の火山ガスの放出は依然として続いています。
阿蘇山では、中岳第一火口の熱活動は低調で、微動の振幅も小さい状態が続いています。火山活動は静穏な状態になったと判断し、20日に火山活動度レベルを2から1に引き下げました。
なお、期間外ですが、霧島山新燃岳で2月1日に振幅のやや大きな微動が観測され、傾斜計にもわずかな変化がみられました。霧島山新燃岳の火山活動はやや活発な状態になっていると判断し、同日火山活動度レベルを1から2に引き上げました。
図表をふくめた全文については、下記の「資料全文」をご参照ください。
問い合わせ先
地震:地震火山部管理課 電話03-3212-8341(内線4581)
火山:地震火山部火山課 電話03-3212-8341(内線4530)