2005年の世界の年平均気温の平年差は+0.33℃で、統計を開始した1891年以降では1998年に次いで2番目に高い値となる見込みです。
世界の年平均気温
気象庁は、より精度良く世界の気候変化を把握するため、陸上で観測された気温データに加え、
海面水温データを用いて世界の平均気温を算出するように、統計手法を変更しました。
その結果、平成17(2005)年の世界の年平均気温の平年差(速報値)は+0.33℃で、
統計を開始した1891年以降では1998年に次いで2番目に高い値となる見込みです。世界の年平均気温は、長期的には100年あたり0.66℃の割合で上昇していますが、特に1980年代中頃以降、高温となる年が頻出しています(図)。
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世界の年平均気温の平年差の経年変化(1891〜2005年)
棒グラフは各年の値、紺の曲線は各年の値の5年移動平均を、赤の直線は長期変化傾向を示す。
ただし、2005年は1月〜11月の期間から算出した値を用いている。
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日本の年平均気温
平成17(2005)年の日本の年平均気温の平年差(速報値)は+0.40℃で、統計を開始した1898年以降では12番目に高い値となる見込みです。日本の年平均気温は、長期的には100年あたり1.07℃の割合で上昇しており、特に1990年代はじめ以降、高温となる年が頻出しています。
平均気温の変動の要因
このような平均気温の変動の要因としては、二酸化炭素などの温室効果ガスの増加に伴う地球温暖化の影響に、数年〜数十年程度の時間規模で繰り返される海面水温の変動などの自然変動が重なったものと考えられます。
なお、この2005年の世界及び日本の年平均気温の平年差は、1月から11月までの月平均気温の平年差をもとに算出した速報値です。また、2005年11月の世界の月平均気温の平年差は、12月13日までに入電したデータをもとにした速報値です。2005年の年平均気温の確定値は、2006年2月はじめに公表しますが、速報値とは順位、値ともに変わる可能性があります。
気象庁 地球環境・海洋部 気候情報課 情報係
電話 03-3212-8341(内線)2264