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平成17年10月の地震活動及び火山活動について

報道発表日

平成17年11月8日

概要

平成17年10月の地震活動及び火山活動について解説します。

本文

  • 地震活動
     10月19日に茨城県沖でM6.3の地震が発生し、最大震度5弱を観測しました。宮城県沖の余震活動は、低調ながら現在も継続しています。
     全国で震度1以上が観測された地震の回数は91回、日本及びその周辺におけるM4以上の地震の回数は85回でした。
     国土地理院のGPS観測結果では、東海地域及びその周辺において、2001年頃からの長期的な地殻変動が依然継続していますが、最近やや緩和する傾向が認められます。なお、8月16日の宮城県沖の地震による余効変動は、ごくわずかながら継続して観測されています。
     なお、日本国外ですが、10月8日にパキスタン北部でM7.6の地震が発生し、大きな被害を生じました。

  • 火山活動
     噴火が観測されたのは、桜島及び諏訪之瀬島でした。桜島では噴火は時折発生しましたが、爆発的噴火は観測されませんでした。諏訪之瀬島では7~8日に爆発的噴火が観測されるなど上旬に活動が活発になりましたが、中旬以降は比較的静かな状態が続いています。
     浅間山では、6月以降火山活動に大きな変化はみられず、やや活発な状態が続いています。今後も火口付近に影響する程度の小規模な噴火は引き続き発生する可能性があります。
     阿蘇山では、4月14日のごく小規模な噴火以降、噴火の発生はありませんが、火口底の湯だまりの表面温度が高いなど、浅部の熱的活動は活発で火山活動はやや活発な状態が続いています。今後、火山活動が再び活発化する可能性があります。
     三宅島では、火山活動に全体として大きな変化はなく火山活動はやや活発な状態が継続しています。二酸化硫黄を含む多量の火山ガスの放出は当分継続すると考えられます。


図表をふくめた全文については、下記の「資料全文」をご参照ください。

問い合わせ先

地震:地震火山部管理課 電話 03-3212-8341(内線 4581)
火山:地震火山部火山課 電話 03-3212-8341(内線 4530)

資料全文

参考資料


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