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平成17年8月の地震活動及び火山活動について

報道発表日

平成17年9月9日

概要

平成17年8月の地震活動及び火山活動について解説します。

本文

  • 地震活動
     8月16日に宮城県沖でM7.2の地震が発生し、最大震度6弱を観測したほか、津波を観測しました。また、8月21日に新潟県中越地方でM5.0の地震が発生し、最大震度5強を観測しました。
     全国で震度1以上が観測された地震の回数は129回、日本及びその周辺におけるM4以上の地震の回数は112回でした。
     国土地理院のGPS観測結果では、8月16日の宮城県沖の地震による地殻変動が観測されています。また、東海地域及びその周辺においては、2001年頃からの長期的な地殻変動が継続しています。

  • 火山活動
     噴火が観測されたのは、桜島及び諏訪之瀬島でした。桜島ではごく小規模な噴火が時折発生しておりますが、爆発的噴火は観測されませんでした。諏訪之瀬島では6月初旬や7月初旬に見られたような爆発的噴火は観測されませんでしたが、時折小規模な噴火が発生しました。
     浅間山では山頂火口からは噴煙が連続的に噴出し、微弱な火映現象がたびたび観測されており、また地震及び微動もやや多い状態が続き、活動は依然としてやや活発な状態です。三宅島の多量の火山ガスの放出は依然として続いています。阿蘇山では、中岳第一火口底で赤熱現象が見られるなど、浅部の熱的な活動のやや高い状態が続いています。口永良部島では地震活動のやや活発な状態が続いています。箱根山、伊豆東部火山群及び薩摩硫黄島では一時的な地震の増加が見られました。

図表をふくめた全文については、下記の「資料全文」をご参照ください。

問い合わせ先

地震:地震火山部管理課 電話03-3212-8341(内線4581)
火山:地震火山部火山課 電話03-3212-8341(内線4530)

資料全文

参考資料


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