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平成17年6月の地震活動及び火山活動について

報道発表日

平成17年7月11日

概要

平成17年6月の地震活動及び火山活動について解説します。

本文

  • 地震活動
     6月3日に熊本県天草芦北地方でM4.8の地震が発生し、最大震度5弱を観測しました。また、6月20日に新潟県中越地方でM5.0の地震が発生し、最大震度5弱を観測しました。
     全国で震度1以上が観測された地震の回数は138回、日本及びその周辺におけるM4以上の地震の回数は87回でした。
     国土地理院のGPS観測結果では、東海地域及びその周辺においては、2001年頃からの長期的な地殻変動が継続しています。その他の地域では、特段の変化はありませんでした。

  • 火山活動
     噴火が観測されたのは、桜島及び諏訪之瀬島でした。桜島では2日に爆発的噴火がありましたが、比較的静穏な噴火活動が続いています。諏訪之瀬島で5月下旬から活発であった噴火活動は6月3日まで続きました。
     浅間山では、4月以降火山性地震の回数や火山ガスの放出量に低下傾向が認められ、また、昨年9月以降11月までに見られたような爆発的噴火が発生する可能性は低くなったと考えられることから、21日に火山活動度レベルを3(小~中噴火の可能性)から2(やや活発な火山活動)に引き下げました。しかしながら、活発な噴煙活動、微弱な火映現象の発生、地震及び微動のやや多い状態は依然として続いています。
     阿蘇山では、中岳第一火口底で赤熱現象が継続して見られるなど、浅部の熱的な活動のやや活発な状態が続いています。三宅島の多量の火山ガスの放出は依然として続いています。
     なお、期間外ですが、福徳岡ノ場で7月2~3日に海底噴火が観測されました。

図表をふくめた全文については、下記の「資料全文」をご参照ください。

問い合わせ先

地震:地震火山部管理課 電話03-3212-8341(内線4581)
火山:地震火山部火山課 電話03-3212-8341(内線4530)

資料全文

参考資料


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