平成17年4月の地震活動及び火山活動について
報道発表日
平成17年5月10日
概要
平成17年4月の地震活動及び火山活動について解説します。
本文
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地震活動
4月11 日07 時22 分に千葉県北東部でマグニチュード(M)6.1 の地震が発生し、千葉県及び茨城県の一部で震度5強を観測しました。 4月20 日06 時11 分に福岡県西方沖でM5.8 の地震が発生し、福岡市などで震度5強を観測しました。この地震は、3月20 日の本震以降、これまでの最大の余震で、本震の余震域の南東端付近で発生しました。地震活動は、この地震により一時的に 活発化しましたが、全体の活動は本震-余震型で推移しており、余震活動は減衰してきています。 全国で震度1以上が観測された地震の回数は194 回、日本及びその周辺におけるM4以上の地震の回数は76 回でした。 震度3以上を観測するなどの主な地震活動の概況は別紙1のとおりです。また世界の主な地震は別紙2のとおりです。 -
火山活動
噴火が観測されたのは、三宅島、阿蘇山、桜島及び諏訪之瀬島でした。阿蘇山では14 日にごく小規模な噴火が発生し、火山活動度レベルを2(やや活発な火山活動)から3(小規模な噴火の可能性)に変更しました。三宅島及び桜島の噴火はごく小 規模なもので、諏訪之瀬島の噴火は通常の山頂噴火が継続したものです。浅間山では、活発な噴煙活動が継続し、微弱な火映現象が頻繁に観測されており、火山活動度レベル3が継続しています。三宅島の多量の火山ガスの放出は依然として継続しています。
図表をふくめた全文については、下記の「資料全文」をご参照ください。
問い合わせ先
地震:地震火山部管理課 電話03-3212-8341(内線4581)
火山:地震火山部火山課 電話03-3212-8341(内線4530)