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季節予報の精度

季節予報の精度評価方法

季節予報は確率で発表しているため、予報した確率が適切であったかどうかを評価しています。

それでは予報した確率が適切であるとはどういうことでしょうか。

例えば、「気温が「高い」となる確率が50%」という予報を100回発表した場合、50回つまり50%の割合で実際に気温が「高い」となったときに、予報した確率が適切であったということができます。仮に「気温が「高い」となる確率が50%」と予報しているにもかかわらず、実際には20%や80%の割合で気温が高くなったならば、予報した50%という確率が大きすぎ、もしくは小さすぎたことになり、確率が適切であったとはいえません。

予報した確率が適切であったかどうかを評価するために以下のような図を用います。これは2009年~2013年の1か月平均気温の評価結果です。棒グラフの横軸は予報した「低い(少ない)」、「平年並」、「高い」の各階級の確率を、縦軸は予報した階級が実際に出現した割合(出現率)を表しています。また、各階級の棒グラフの上に書かれている数字は、それぞれの確率の発表回数を示しています。

季節予報の評価方法の例

例えば上の図の予報確率が50%の棒グラフは、10:40:50や30:50:20など、3つの階級のうちのいずれかに50%という確率値が入った予報を793回発表していることを表しています。また、この793回の予報のうち、50%という確率値を予報した階級(10:40:50と予報した場合の「高い」や、30:50:20と予報した場合の「平年並」など)が実際に出現した割合は70%程度であることを表してい ます。

20%と予報したときにはその階級の出現率も20%、50%と予報した時には出現率も50%となれば、発表した確率が適切であるといえることから、棒グラフが図中の対角線(実線)に近いほど、発表確率の精度が高いことを意味しています。50%以外の確率値にも同様のことが言えます。

1か月予報における確率の評価

下の図は、1か月予報の「1か月平均気温」「1か月降水量」「1か月日照時間」の2009年~2013年の5年分の評価結果で、確率の信頼度を示しています。

「平均気温」については、予報確率が大きいほど出現率は大きくなり、確率の大きさはある程度信頼できるといえます。「降水量」と「日照時間」は、10%以下、50%以上の予報発表は少なかったものの、予報確率と出現率の対応は良く、おおむね適切な予報であったと言えます。

1か月予報の評価結果(気温)

1か月予報の評価結果(気温)

1か月予報の評価結果(降水量)

1か月予報の評価結果(降水量)

1か月予報の評価結果(日照時間)

1か月予報の評価結果(日照時間)

3か月予報における確率の評価

下の図は、3か月予報の「3か月平均気温」と「3か月降水量」の2009年1月~2013年12月の5年分の評価結果で、確率の信頼度を示しています。

「平均気温」の出現率は、発表した確率が大きいほど大きくなっており、おおむね適切な予報であったといえます。ただし、予報確率が20%や30%は対角線を下回り、予報確率に比べて出現率が小さい傾向が表れています。逆に、予報確率が50%以上は対角線を上回り、予報確率に比べて出現率が大きい傾向が表れています。「降水量」については、降水量の10%以下、50%以上の予報発表はほとんどなかったものの、予報確率と出現率の対応は良く、おおむね適切な予報であったと言えます。

3か月予報の評価結果(気温)

3か月予報の評価結果(気温)

3か月予報の評価結果(降水量)

3か月予報の評価結果(降水量)

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