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観測機器について

降水量はどのように観測しているのですか?

 転倒ます型雨量計で観測をしています。この雨量計の中には、転倒ますという左右に2個の三角形の「ます」を取り付けたものが収まっています。口径20cmの受水器で雨水受けた雨水が一方の転倒ますに一定量溜まると、転倒ますが転倒し、転倒ますを支えている軸上にある磁石がリードスイッチの前を通るようになっています。この時リードスイッチが一定時間ONとなり、電気信号が出力されます。その転倒した際に出た電気信号は、雨量計とは別の場所にある処理装置などに送られ時間毎に合計された降水量を求めています。気象庁で使用している転倒ます型雨量計の「ます」の容積は0.5ミリ相当となっており、転倒ます1回の転倒で0.5ミリ、2回の転倒で1ミリの降水量を観測したことになります。

転倒ます型雨量計の内部

転倒ます型雨量計の内部の写真

アメダスが設置されていない場所での降水量は、どうしたらわかりますか?

 降水の強さの分布は、気象レーダー高解像度降水ナウキャストのページを、降水量の分布は解析雨量のページをご覧ください。また、国土交通省の防災情報提供センターでは、関係機関や都道府県が河川管理や道路管理、砂防対策のために設置している雨量観測施設の観測値を見ることができます。

気温はどこで、どのように計測しているのですか?

 気温の観測は、風通しや日当たりの良い場所で、電気式温度計を用いて、芝生の上1.5mの位置で観測することを標準としています。また、電気式温度計は、直射日光に当たらないように、通風筒の中に格納しています。通風筒上部に電動のファンがあり、筒の下から常に外気を取り入れて、気温を計測しています。

通風筒(この中に電気式温度計が入っています)

通風筒の写真

気象レーダー、ウィンドプロファイラ、ラジオゾンデとは何ですか?

 気象レーダーウィンドプロファイララジオゾンデによる高層気象観測をご覧ください。

低い雲が広がり、時々細かい雨が降っていますが、レーダーに映らないのはなぜですか?

 気象レーダーで観測している高度は、一般的な雨雲がよく観測できる高度約2kmに設定しており、それより低い高度のみに雨雲が存在している場合は、十分に捉えられないことがあります。また、細かい雨から反射される電波は非常に弱く、他の要因で反射された電波(ノイズ)との区別が困難なため、雨として検出できない場合があります。

 気象庁ホームページには、雨量の分布の情報として解析雨量があります。解析雨量は気象レーダーによる観測をアメダスなどによる観測で補正することで、正確な雨量を把握できます。

高解像度降水ナウキャストやレーダー画像でリング状の強い降水域が見えますが、何ですか?

 雪が落ちてくる途中で融けて雨に変わるところ(融解層)ではレーダーの電波が強く反射されるため、実際よりも強い降水として観測されます。この現象をブライトバンドと呼びます。ブライトバンドはレーダーを中心としてリング状に現れます。詳しくは、高解像度降水ナウキャスト(よくある質問集)のページの雨域の表示についてまたは気象レーダーのページの気象レーダーを利用する際の注意事項をご覧ください。

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