日本海溝海底地震津波観測網(S-net)の障害に伴う緊急地震速報等への影響について

報道発表日

令和3年12月8日

概要

 日本海溝海底地震津波観測網(S-net)の障害に伴い、同観測点の活用により得られていた緊急地震速報の発表等における迅速化の効果が得られなくなっています。

本文

 気象庁は、国立研究開発法人防災科学技術研究所の協力を得て、同研究 所が運用管理している日本海溝海底地震津波観測網(S-net)の観測データを緊急地震速報や津波情報の発表に活用し、情報発表の迅速化を図っています。 12月8日12時8分頃から、S-netのうち釧路・青森沖の観測点において障害が発生しています(別紙1参照)。 このため、当該観測点の周辺を震源とする地震が発生した場合、S-netのデータを活用することにより得られていた緊急地震速報の発表、津波警報の切り替え、津波観測情報の発表の迅速化や精度向上の効果が低減することが見込まれます(迅速化の効果については別紙2参照)。 なお、津波警報(第1報)や地震情報の発表までにかかる時間及びその内容に影響はありません。 障害の原因については調査中ですが、復旧後あらためてお知らせします。

問合せ先

(S-net のデータ入手について)
  地震火山部地震火山技術・調査課 担当 晴山、田利
  電話03-6758-3900(内線5246、5282) FAX 03-3584-8643
(緊急地震速報について)
  地震火山部地震火山技術・調査課 担当 桑山、林元
  電話03-6758-3900(内線5242、5252) FAX 03-3584-8643
(津波情報について)
  地震火山部地震津波監視課 担当 平野
  電話03-6758-3900(内線5142) FAX 03-3584-8644

資料全文


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