令和元年6月の地震活動及び火山活動について
報道発表日
令和元年7月8日
概要
令和元年6月の地震活動及び火山活動について解説します。
本文
- 地震活動
- 全国の地震活動
6月18日の山形県沖の地震(M6.7)により最大震度6強を観測し、負傷者41人、住家半壊33棟、住家一部破損755棟の被害がありました(令和元年7月1日11時現在、被害は総務省消防庁による)。
全国で震度3以上を観測した地震の回数は16回で、このうち、最大震度4以上を観測した地震は7回でした。日本及びその周辺におけるM4.0以上の地震の回数は76回でした。
- 全国の地震活動
- 火山活動
警報・予報事項に変更のあった火山は以下のとおりです。その他の火山では、警報・予報事項に変更はありません。
口永良部島では、火山活動はやや低下した状態で推移しており、新岳火口から概ね2kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなったと判断したことから、12日11時00分に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを3(入山規制)から2(火口周辺規制)に引き下げました。引き続き小規模な噴火の可能性があります。
吾妻山では、大穴火口から概ね1.5kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなったものと判断し、17日11時00分に噴火予報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げました。
問い合わせ先
地震:地震火山部 管理課 担当 原田 電話 03-3212-8341(内線 4581)FAX 03-3212-2857
火山:地震火山部 火山課 担当 高木 電話 03-3212-8341(内線 4538)FAX 03-3212-3648
資料全文
- 令和元年6月の地震活動及び火山活動について[PDF形式: 643KB]
- 別紙1(日本の主な地震活動)[PDF形式: 881KB]
- 別紙2(世界の主な地震活動)[PDF形式: 1.39MB]
- 別紙3(日本の主な火山活動)[PDF形式: 752KB]
- 別紙4(世界の主な火山活動)[PDF形式: 764KB]
参考資料
国土地理院のGNSSによる地殻変動観測については、 国土地理院ホームページの記者発表資料 を参照ください。