エルニーニョ監視速報(No.321)について
2019年5月の実況と2019年6月〜2019年12月の見通し
報道発表日
令和元年6月10日
概要
- エルニーニョ現象が続いている。
- 今後夏はエルニーニョ現象が続く可能性が高い(70%)。秋にかけては平常の状態になる可能性もある(40%)が、エルニーニョ現象が続く可能性の方がより高い(60%)。
本文
エルニーニョ現象が続いています。
現在、太平洋赤道域では、東部の海面水温が平年より高くなっています。今後、中部を中心に見られる海洋表層の暖水が東進し、東部の海面水温が平年より高い状態を維持すると考えられます。
エルニーニョ予測モデルの結果も踏まえ、今後夏はエルニーニョ現象が続く可能性が高いと見込んでいます。秋にかけては平常の状態になる可能性もありますが、エルニーニョ現象が続く可能性の方がより高いと見込んでいます。
以上を内容とする「エルニーニョ監視速報(No.321)」を本日14時に発表しました。
問い合わせ先
地球環境・海洋部 気候情報課 担当 吉川・石崎・杉本
電話 03-3212-8341(内線)5134・5135
資料全文
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