世界気象機関(WMO)地区ナウキャストセンターの運用を開始 -アジア・太平洋各国の気象警報等の発表を支援します-

報道発表日

平成30年12月19日

概要

 気象庁は、アジア・太平洋地域の気象機関による気象警報等の発表を支援する「地区ナウキャストセンター」の運用を平成30年12月20日に開始します。

本文

 アジア・太平洋地域の開発途上国では、例年、台風や大雨により多くの人命が失われています。こうした国々では、適切な気象警報等を発表するために十分な降水等に関する実況資料や短時間の予測資料がありません。
 このため、気象庁は、世界気象機関(WMO)の地区ナウキャストセンター*1の運用を平成30年12月20日に開始します。
 当初のサービスとして、気象衛星ひまわりのデータを利用した2つの気象実況プロダクト*2を、同センターのウェブサイト*3を通じて、拡大と移動が容易なタイル画像表示方式により提供します(別紙)。
 当庁では今後も利用者の意見に応えながら、提供するプロダクトの拡充等を通じて、同地域の気象機関による気象警報等の発表の支援を積極的に実施して参ります。

*1 正式名称:ナウキャスト地区特別気象センター(Regional Specialized Meteorological Centre for Nowcasting)
*2 「降雨ポテンシャル(強雨域推定)」及び「高分解能雲情報」
*3 https://www.jma.go.jp/jma/jma-eng/jma-center/nowcasting/

問い合わせ先

問合せ先:観測部 計画課 担当 平野・松田
電話03-3212-8341(内線4126・4183) FAX 03-3211-7084

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