平成30年9月6日03時08分頃の胆振地方中東部の地震に伴う大雨警報・注意報発表基準の暫定的な運用について

報道発表日

平成30年9月6日

概要

平成30年9月6日03時08分頃の胆振地方中東部の地震による地盤の緩みを考慮し、揺れの大きかった市町について、大雨警報・注意報の発表基準(土壌雨量指数基準)を引き下げて運用します。

本文

  平成30年9月6日03時08分頃の胆振地方中東部の地震により、北海道で最大震度6強を観測しました。
  北海道の揺れの大きかった地域では、地盤が脆弱になっている可能性が高いため、雨による土砂災害の危険性が通常より高まっていると考えられます。
  このため、震度5強以上を観測した、または震度5強以上と推定される市町については、通常よりも警戒を高めるため、当分の間、各気象台が発表する大雨警報・注意報の発表基準(土壌雨量指数基準)を、通常基準より引き下げた暫定基準を設けて運用します。

   通常基準の7割の暫定基準を設ける市町(震度6弱以上):
      千歳市、安平町、厚真町、むかわ町

   通常基準の8割の暫定基準を設ける市町(震度5強):
      札幌市、苫小牧市、江別市、三笠市、恵庭市、長沼町、新ひだか町、日高町門別、平取町、新冠町

      ※これらの町については、推計震度分布に基づき、暫定基準を設けます。

  なお、引き続き地震後の降雨と土砂災害の関係を調査し、必要に応じて暫定基準を変更します。

問い合わせ先

気象庁予報部予報課気象防災推進室 担当:板井・吉松
03-3212-8341(内線3125・3189)

資料全文


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