報道発表資料 平成14年12月13日 気象庁予報部 |
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予報及び注意報・警報の細分区域の変更について
〜17府県予報区で細分区域の見直しを平成15年3月3日(月)に行います〜
気象庁の発表する予報及び注意報・警報は、都道府県(支庁)を気象特性の違いから、複数の区域(一次細分区域)に分割して発表しています。
また、災害をもたらす大雨等の現象については、より狭い範囲に限定されることが多いことから、一次細分区域を更に分割した区域(二次細分区域)に対し、注意報・警報を発表しています。
気象庁では、近年の実況監視システムの高度化・予報技術の進展に基づき、防災関係機関の防災活動に直結するきめ細かな防災気象情報の発表を推進しています。二次細分区域についても、防災関係機関の管轄範囲及び地域の災害特性等を踏まえた見直しを進めています。今年3月にも全国の20の府県予報区において二次細分区域の設定・見直しを行いましたが、今般、都道府県などの地元関係機関と協議を行った結果、平成15年3月3日(月)から全国の17の府県予報区において、二次細分区域の設定・見直しを実施します。この二次細分区域の変更に伴い、岩手県及び宮崎県で一次細分区域の境界の見直しをあわせて行います。また、宮城県で一次細分区域の名称の変更を行います。
今回の見直しにより、注意報・警報の運用を行う細分区域数は、全国で294区域から356区域へ増加します。
表 変更する府県予報区の一覧
気象台 |
府県予報区 |
細分数 |
* |
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気象台 |
府県予報区 |
細分数 |
* |
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新 |
旧 |
新 |
旧 |
|||||||
稚内 |
宗谷支庁 |
3 |
2 |
|
松山 |
愛媛県 |
5 |
3 |
|
|
釧路、帯広 |
釧路、根室、十勝支庁 |
10 |
9 |
|
下関 |
山口県 |
7 |
4 |
|
|
福岡 |
福岡県 |
6 |
4 |
|
||||||
青森 |
青森県 |
7 |
5 |
|
佐賀 |
佐賀県 |
6 |
2 |
|
|
盛岡 |
岩手県 |
10 |
4 |
○ |
熊本 |
熊本県 |
9 |
5 |
|
|
仙台 |
宮城県 |
10 |
4 |
△ |
長崎、厳原、 |
長崎県 |
11 |
6 |
|
|
静岡 |
静岡県 |
8 |
4 |
|
||||||
京都、舞鶴 |
京都府 |
7 |
3 |
|
宮崎 |
宮崎県 |
8 |
4 |
○ |
|
松江、西郷 |
島根県 |
7 |
3 |
|
鹿児島、 種子島、名瀬 |
鹿児島県 |
12 |
8 |
|
|
岡山 |
岡山県 |
9 |
3 |
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*:一次細分区域の変更(境界の変更:○、名称の変更:△)
詳細については、別紙1(PDF形式31KB)、別紙2をご覧下さい。