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平成14年4月30日 東海地域のフィリピン海プレート内部の地震活動は、昨年4〜6月の静岡県中部の活動終了以降、低下した状態が継続しています。 一方、地殻内の地震活動は、昨年は平常かやや多い状態で推移していましたが、本年に入り平常のレベルに戻りつつあります。 また、東海地域及び周辺の地殻変動には、国土地理院の観測によれば、昨年から長期的な変化が認められ、現在でも依然として継続しているように見えます。 現在のところ、東海地震に直ちに結びつくような変化は観測されていません。 |
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(解説) 地震活動については、フィリピン海プレート内部の地震活動が低下した状態が継続し、一方、地殻内の地震活動は本年に入り平常のレベルに戻りつつあるというのが、要旨です。地殻変動については、昨年の春頃から国土地理院のGPS観測網によって東海地域の広域で検出された非常にゆっくりとした非定常的な動きは、依然として継続しているように見えます。また、気象庁の体積歪計などその他の地殻変動観測データには特段の異常は観測されていません。 直ちに東海地震に結びつくような変化は観測されていませんが、気象庁では今後とも注意深く監視を続けて行きます。 |
| 資料1:フィリピン海プレート内部の地震活動の評価(pdf:66KB) |
| 資料2:地殻内の地震活動の評価(pdf:67KB) |
| 資料3:地殻変動の評価(pdf:85KB) |
| 資料4:東海・南関東地域の地震活動(2002年3月)(pdf:163KB) |
| 資料5:東海・南関東地域の地震活動(2002年4月)(pdf:61KB) |