大雨と雷及びひょうに関する宮城県気象情報 第1号
令和6年 7月24日10時37分 仙台管区気象台発表

 西部では、前線や暖かく湿った空気の影響により、大雨となる所がある見込みです。24日夜遅くにかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、宮城県では、落雷や突風、ひょうに注意してください。

 [気象概況]
 梅雨前線が華北から日本海を通って、北海道付近にのびています。24日は前線が東北地方を南下する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、宮城県では24日夜遅くにかけて大気の不安定な状態が続くでしょう。
 このため、西部では、雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。雨雲の動きが遅く、激しい雨が降り続いた場合は、警報級の大雨となる可能性があります。
 
 [雨の予想]
 24日に予想される1時間降水量は多い所で、
   東部 20ミリ
   西部 30ミリ
 24日12時から25日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、
   東部 50ミリ
   西部 80ミリ
 
 [防災事項]
 西部では、24日夜遅くにかけて、警報級の大雨となる可能性があります。大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、宮城県では、落雷や突風、ひょうによる農作物や農業施設等への被害に注意してください。
 
 [補足事項]
 今後発表する防災気象情報に留意してください。
 土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては「気象庁ホームページ」などを確認してください。
 次の「大雨と雷及びひょうに関する宮城県気象情報」は、24日16時30分頃に発表する予定です。