大雨と雷及びひょうに関する福島県気象情報 第9号
令和5年 9月 9日11時19分 福島地方気象台発表

 浜通りでは、これまでに降った雨により地盤の緩んでいる所があります。9日昼過ぎにかけて、土砂災害に厳重に警戒してください。福島県では、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、落雷、突風、ひょうに注意してください。

 【気象状況】
 福島県では、気圧の谷や暖かく湿った空気の影響により、9日夜のはじめ頃にかけて、大気の不安定な状態が続くでしょう。
 
 【実況】
 <雨の実況>
  降り始め(7日18時)から9日11時までの降水量(アメダスによる速報値)
   いわき市山田 194.0ミリ
    いわき市平 190.5ミリ
   南相馬市原町 186.0ミリ
 
 【予想と防災事項】
 <雨と雷の予想>
 福島県では、雷を伴った激しい雨の降る所があり、浜通りでは、大雨となる見込み。中通りでは、雨雲が予想以上に発達した場合は、警報級の大雨となる可能性がある。
 
 9日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  中通り 30ミリ
  浜通り 30ミリ
  会津  30ミリ
 
 9日12時から10日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  中通り 50ミリ
  浜通り 50ミリ
  会津  50ミリ
  
 <防災事項>
 浜通りでは、9日過ぎにかけて、大雨による土砂災害に厳重に警戒してください。福島県では、大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、落雷、突風、ひょうに注意してください。
 
 【補足事項】
 今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
 土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては「気象庁ホームページ」などを確認してください。
 次の「大雨と雷及びひょうに関する福島県気象情報」は、9日16時30分頃に発表する予定です。