令和5年 台風第13号に関する神奈川県気象情報 第9号
令和5年 9月 8日23時49分 横浜地方気象台発表

 神奈川県では、9日明け方にかけて、土砂災害に警戒し、低い土地やの浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

 [気象状況と予想]
  台風第13号は、8日21時に日本の南で熱帯低気圧に変わりました。
  神奈川県では、引き続き熱帯低気圧周辺の暖かく湿った空気が流れ込むため、9日明け方にかけて大気の非常に不安定な状態が続く見込みです。
 
 [防災事項]
 <大雨・雷・突風>
  神奈川県では、9日明け方にかけて、雷を伴い激しい雨の降る所がある見込みです。これまでの大雨により、地盤が緩んでいる所がありますので、引き続き土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
  また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
 
 [雨の実況]
  降り始め(7日15時)から8日23時までの降水量(アメダスによる速報値)
         三浦 127.0ミリ
   横浜市港北区日吉  91.0ミリ
   横浜市中区山手町  90.5ミリ
     相模原市中央  79.5ミリ
         箱根  75.0ミリ
 
 [量的予想]
 <雨の予想>
 9日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  東部 30ミリ
  西部 30ミリ
 9日0時から10日0時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  東部 60ミリ
  西部 60ミリ
 の見込みです。
 
 [補足事項]
  今後発表する防災気象情報に留意してください。
  また、土砂災害や浸水害及び洪水害の危険度に関しては「気象庁ホームページ」のキキクル(危険度分布)をご確認ください。
  これで「令和5年 台風第13号に関する神奈川県気象情報」は終了しますが、この情報を引き継ぐ「大雨に関する神奈川県気象情報」を、9日7時頃に発表する予定です。