大雨と突風及び落雷に関する鳥取県気象情報 第9号
令和5年 7月 9日11時36分 鳥取地方気象台発表
鳥取県では、9日昼過ぎにかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降り、9日夜遅くにかけて大雨となる見込みです。土砂災害、浸水害、河川の増水に十分注意してください。
梅雨前線が華中から対馬海峡を通り、山陰沖にのびています。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでおり、大気の非常に不安定な状態が続いています。前線は11日にかけて山陰沖に停滞する見込みです。
このため、鳥取県では、9日昼過ぎにかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降り、9日夜遅くにかけて大雨となる見込みです。雨雲が現在の予想以上に発達した場合は警報級の大雨となる可能性があります。土砂災害、浸水害、河川の増水に十分注意してください。
また、10日にかけて竜巻などの激しい突風や落雷にも注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
<雨の実況>
降り始め(7日17時)から9日11時までの降水量(アメダスによる速報値)
境港市境 165.5ミリ
米子 119.0ミリ
大山町塩津 115.5ミリ
大山町大山 84.0ミリ
鳥取市青谷 65.5ミリ
<雨の予想>
9日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
東部 30ミリ
中・西部 30ミリ
10日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
東部 20ミリ
中・西部 20ミリ
9日12時から10日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
東部 60ミリ
中・西部 60ミリ
その後、10日12時から11日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
東部 およそ50ミリ
中・西部 およそ50ミリ
<防災事項>
土砂災害、浸水害、河川の増水、竜巻などの激しい突風、落雷
今後発表する防災気象情報に留意してください。
次の「大雨と突風及び落雷に関する鳥取県気象情報」は、9日17時頃に発表する予定です。