大雨と高波及び突風に関する三重県気象情報 第8号
令和5年 6月 3日05時43分 津地方気象台発表

 三重県では、これまでに降った大雨により、地盤の緩んでいる所や河川の増水している所があります。3日昼前まで土砂災害、河川の増水に注意してください。

 [気象概況]
  台風第2号は、3日3時には日本の南を1時間におよそ35キロの速さで東北東に進んでいます。また、千島近海にある低気圧から前線が本州付近にのびています。
  三重県では、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所や河川の増水している所があります。
 
 [雨の実況]
  降り始め(1日1時)から3日5時までの降水量(アメダスによる速報値)
       鳥羽 507.0ミリ
     熊野新鹿 490.5ミリ
       尾鷲 454.5ミリ
   大紀町藤坂峠 439.5ミリ
      南伊勢 437.0ミリ
 
  なお、2日の日降水量は、
       鳥羽 481.0ミリ(1978年統計開始以来)
      南伊勢 401.0ミリ(1978年統計開始以来)
      藤坂峠 385.5ミリ(1976年統計開始以来)
 を観測し、それぞれ通年の極値を更新しました。
 
 [防災事項]
  3日昼前まで土砂災害、河川の増水に注意してください。
 
 [補足事項]
  今後発表する防災気象情報に留意してください。また、土砂災害、浸水害、洪水害の危険度に関しては、10分毎に更新されるこれらのキキクル(危険度分布)を確認してください。
  これで「大雨と高波及び突風に関する三重県気象情報」は、終了します。