大雨と落雷及び突風に関する佐賀県気象情報 第34号
令和3年 8月18日11時34分 佐賀地方気象台発表

 佐賀県では、引き続き土砂災害の危険度が高まっている所があります。19日明け方にかけて土砂災害に警戒してください。

  日本海にある低気圧から九州北部地方を通り東シナ海へ前線がのびています。この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、上空には寒気が流れ込んでいるため、大気の状態が非常に不安定となっています。前線は19日にかけて九州北部地方から東シナ海に停滞し、引き続き大気の状態が非常に不安定になる見込みです。
  このため、佐賀県では18日夜遅くから19日未明にかけて、断続的に雷を伴った激しい雨が降るおそれがあります。
  これまでの記録的な大雨により土砂災害の危険度が高まっている所があり、今後少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあります。また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。
 
 <雨の実況>
  降り始め(11日6時00分)から18日11時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
        嬉野 1171.0ミリ
        鳥栖 1013.5ミリ
        大町 1008.0ミリ※
   佐賀市駅前中央 1002.5ミリ
        白石  876.5ミリ
   ※は欠測値を含む
 
 <雨の予想>
 18日から19日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 30ミリ
  北部 30ミリ
 
 18日12時から19日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 100ミリ
  北部 100ミリ
 
 <満潮時刻>
 大浦港 18日 18時14分
     19日 05時52分 19時26分
 
 <防災事項>
  土砂災害に警戒してください。
  落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
  発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
 
  今後発表する警報や注意報、竜巻注意情報、気象情報などに留意してください。
  土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
 
  次の情報は、18日16時30分頃に発表する予定です。