大雨と雷及び突風に関する三重県気象情報 第6号
令和3年 8月18日05時43分 津地方気象台発表
三重県では、19日にかけて断続的に雷を伴って激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、竜巻などの激しい突風、落雷に注意してください。
[気象概況]
前線が華中から西日本を通って三陸沖へのびています。また、前線上の低気圧が能登沖にあって、北東へ進んでいます。
三重県では、前線や低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。このため、19日にかけて断続的に雷を伴って激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
これまでに降った雨により地盤の緩んでいる所があるため、雨の降り方によっては土砂災害の危険度が急激に高まり、警報級の大雨となるおそれがあります。
[雨の実況]
降り始め(15日21時00分)から18日5時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
紀北町紀伊長島 151.0ミリ
鳥羽 146.5ミリ
尾鷲 133.0ミリ
大紀町藤坂峠 122.5ミリ
志摩市阿児 97.5ミリ
[雨の予想]
18日から19日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
北中部 40ミリ
南部 50ミリ
18日6時から19日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
北中部 80ミリ
南部 100ミリ
その後、19日6時から20日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
北中部 およそ50ミリ
南部 50から100ミリ
[防災事項]
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、竜巻などの激しい突風、落雷、降ひょうに注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報に留意してください。また、土砂災害、浸水害、洪水の危険度に関しては、10分毎に更新されるこれらのキキクル(危険度分布)を確認してください。
次の「大雨と雷及び突風に関する三重県気象情報」は、18日17時頃に発表する予定です。