大雨と落雷及び突風に関する徳島県気象情報 第17号
令和3年 8月17日05時38分 徳島地方気象台発表
徳島県では、17日朝から18日にかけて土砂災害に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
前線が華中から西日本を通って日本の東へのびています。また、前線上の低気圧が対馬海峡付近にあって、東北東へ進んでいます。18日にかけて、低気圧は日本海へ進み、前線は四国地方を北上する見込みです。低気圧や前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり、前線の活動が活発となるでしょう。前線は20日頃にかけて日本付近に停滞する見込みです。
徳島県は、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があるため、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
[雨の実況]
降り始め(11日17時00分)から17日5時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
那賀町木頭和無田 432.0ミリ
三好市京上 271.0ミリ
上勝町福原旭 239.5ミリ
[雨の予想]
徳島県では、18日にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。
17日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 40ミリ
南部 40ミリ
18日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 40ミリ
南部 40ミリ
17日6時から18日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 200ミリ
南部 200ミリ
その後、18日6時から19日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 100から200ミリ
南部 100から200ミリ
その後も雨が続き、総降水量はさらに増えるおそれがあります。
[防災事項]
土砂災害に警戒してください。
落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。また、屋外活動に注意してください。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
次の「徳島県気象情報」は、17日16時30分頃に発表する予定です。