大雨と落雷及び突風に関する大分県気象情報 第23号
令和3年 8月17日05時33分 大分地方気象台発表
大分県では、17日夕方にかけて断続的に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り大雨となる見込みです。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
前線が東シナ海から九州北部地方にのびており、前線上の低気圧が17日昼前にかけて対馬海峡を通過する見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となり、前線の活動が活発となっています。
このため、大分県では、17日夕方にかけて断続的に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り大雨となる見込みです。18日も九州付近に前線が停滞するため、断続的に雨が降るでしょう。大分県では、これまでの大雨により、地盤が緩んでいる所があり土砂災害の発生するおそれがあります。
また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
<雨の実況>
降り始め(11日7時00分)から17日5時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
日田市椿ヶ鼻 815.5ミリ
日田市三本松 577.0ミリ
中津市耶馬渓 550.0ミリ
玖珠 442.5ミリ
中津市中津 404.5ミリ
由布市湯布院 375.0ミリ
<雨の予想>
17日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
中部 30ミリ
北部 40ミリ
西部 50ミリ
南部 30ミリ
17日6時から18日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
中部 100ミリ
北部 120ミリ
西部 200ミリ
南部 100ミリ
<防災事項>
土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
今後発表する警報や注意報、竜巻注意情報、気象情報などに留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
次の情報は、17日11時30分頃に発表する予定です。