大雨に関する栃木県気象情報 第11号
令和3年 8月15日16時55分 宇都宮地方気象台発表
栃木県では、15日夜のはじめ頃にかけて土砂災害に警戒し、河川の増水に注意してください。
[気象状況と予想]
前線が西日本から東日本に停滞しており、伊豆諸島付近には前線上の低気圧があって東へ進んでいます。現在、前線はやや南下し、栃木県では雨が弱まっています。
[防災事項]
栃木県では、これまでに降った大雨の影響により、地盤が緩んでいるため、15日夜のはじめ頃にかけて土砂災害に警戒してください。また、15日夜のはじめ頃まで河川の増水に注意してください。
[雨の実況]
降り始め(12日15時00分)から15日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
那須烏山 221.5ミリ
宇都宮 221.0ミリ
奥日光中禅寺湖畔 207.5ミリ
高根沢 206.5ミリ
佐野市葛生 193.5ミリ
鹿沼 185.5ミリ
栃木 180.5ミリ
日光市足尾 174.0ミリ
日光市今市 168.0ミリ
真岡 168.0ミリ
となっています。
[特記事項]
令和3年2月13日の福島県沖の地震で揺れの大きかった高根沢町、那須町では、大雨警報・注意報および土砂災害警戒情報の土壌雨量指数基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています。
[補足事項]
これで「大雨に関する栃木県気象情報」は終了しますが、今後発表する警報、注意報、早期注意情報に留意してください。
また、土砂災害や浸水害及び洪水害の危険度に関しては「気象庁ホームページ」のキキクル(危険度分布)をご確認ください。