大雨に関する石川県気象情報 第12号
令和3年 8月15日11時21分 金沢地方気象台発表
石川県では、これまでに降った大雨により地盤の緩んでいる所があります。17日にかけて土砂災害に注意・警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意してください。
[要因]
前線が華中から西日本を通り本州の南岸にのびています。16日にかけて前線は本州の南岸へ南下しますが、17日には前線が再び北上し、その後20日頃にかけて日本付近に停滞するため、雨の降りやすい状態が続くでしょう。
[雨の実況]
降り始め(12日2時00分)から15日11時00分までの降水量(アメダスによる速報値)は、多いところで、
宝達志水 312.0ミリ
白山市白峰 222.5ミリ
かほく 206.5ミリ
羽咋 179.5ミリ
医王山 173.0ミリ
金沢 157.0ミリ
となっています。
[雨の予想]
16日12時から17日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
加賀 およそ50ミリ
能登 およそ50ミリ
の見込みです。
[防災事項]
石川県では、これまでに降った大雨により地盤の緩んでいる所があります。一旦、16日にかけて雨は小康となりますが、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。17日にかけて土砂災害に注意・警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意してください。
[特記事項]
今後発表する警報、注意報、気象情報等に留意してください。
[情報の発表予定]
次の「大雨に関する石川県気象情報」は、15日17時頃に発表する予定です。