大雨に関する富山県気象情報 第12号
令和3年 8月15日11時07分 富山地方気象台発表

 富山県では、17日にかけて土砂災害に注意・警戒し、低い土地の浸水や河川の増水に注意してください。

 [要因]
  前線が華中から西日本を通り東日本太平洋側にのびています。16日にかけて前線は本州の南岸に停滞し、雨は弱まりますが、17日には前線が再び北上し、その後20日頃にかけて日本付近に停滞するため、雨の降りやすい状態が続くでしょう。
 
 [雨の実況]
  降り始め(12日5時00分)から15日11時00分までの降水量(アメダスによる速報値)は、
       氷見 301.5ミリ
    高岡市伏木 231.0ミリ
      宇奈月 203.5ミリ
       八尾 198.0ミリ
    上市町東種 197.5ミリ
     南砺高宮 185.5ミリ
      五箇山 184.5ミリ
       朝日 180.0ミリ
     立山芦峅 179.5ミリ
       砺波 178.5ミリ
    富山市猪谷 178.5ミリ
       富山 177.5ミリ
       大山 174.5ミリ
   富山市秋ヶ島 161.5ミリ
       魚津 161.0ミリ
 となっています。
 
 [防災事項]
  富山県では、これまでに降った大雨により地盤の緩んでいる所があり、今後少しの雨でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。富山県では、17日にかけて土砂災害に注意・警戒し、低い土地の浸水や河川の増水に注意してください。
 
 [特記事項]
  今後発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報等に留意してください。
 
 [情報の発表予定]
  これで「大雨に関する富山県気象情報」は、終了します。