大雨に関する高知県気象情報　第１２号
令和３年　８月１５日１０時０７分　高知地方気象台発表

　中部、東部では１５日夕方にかけて土砂災害に注意・警戒してください。

　　前線が西日本から東日本に停滞しています。この前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、高知県では大気の状態が不安定となっています。このため、高知県では１５日昼前は局地的に激しい雨が降る見込みです。
　　高知県では、１５日の午後は雨は小康状態となりますが、これまでの大雨により、地盤の緩んでいる所があります。前線は２０日頃にかけて日本付近に停滞する見込みです。前線の活動が予想より活発となった場合には、１７日にかけて再び土砂災害の危険度が高まり警報級の大雨となる可能性があります。
　
　［雨の実況］
　　降り始め（１１日８時００分）から１５日１０時００分までの降水量（アメダスによる速報値）
　　　馬路村魚梁瀬　６０４．０ミリ
　　　　香美市大栃　４１７．０ミリ
　　　　香美市繁藤　３４５．０ミリ
　　　室戸市佐喜浜　２６７．０ミリ
　　　　　　　本山　２４７．５ミリ
　
　［雨の予想］
　１５日に予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
　　中部　３０ミリ
　　東部　３０ミリ
　　西部　２０ミリ
　
　１６日に予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
　　中部　３０ミリ
　　東部　３０ミリ
　　西部　３０ミリ
　
　１５日１２時から１６日１２時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　中部　６０ミリ
　　東部　６０ミリ
　　西部　６０ミリ
　
　その後、１６日１２時から１７日１２時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　中部　１００から１５０ミリ
　　東部　１００から１５０ミリ
　　西部　１００から１５０ミリ
　その後も雨が続き、総降水量が増えるおそれがあります。
　
　［防災事項］
　　土砂災害に注意・警戒してください。
　
　［補足事項］
　　今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
　　次の「高知県気象情報」は、１５日１６時頃に発表する予定です。