大雨に関する徳島県気象情報 第13号
令和3年 8月15日23時45分 徳島地方気象台発表
徳島県では、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があります。南部では16日明け方まで土砂災害に警戒してください。また、16日夜のはじめ頃から17日にかけて、南部では土砂災害に警戒し、北部でも土砂災害に注意・警戒してください。
前線が西日本から東日本に停滞しています。現在、前線はやや南下し、徳島県では雨が弱まっていますが、16日は、再び東シナ海から西日本にかけて前線が北上する見込みです。前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むため、徳島県では16日から再び大気の状態が不安定となるでしょう。また、前線は20日頃にかけて日本付近に停滞する見込みです。
徳島県では、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があるため、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
[雨の実況]
降り始め(11日17時00分)から15日23時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
那賀町木頭和無田 412.5ミリ
三好市京上 264.5ミリ
上勝町福原旭 223.5ミリ
[雨の予想]
16日0時から17日0時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 40ミリ
南部 60ミリ
その後、17日0時から18日0時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 50から100ミリ
南部 100から150ミリ
その後も雨が続き、総降水量が増える見込みです。
[防災事項]
土砂災害に警戒してください。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
次の「徳島県気象情報」は、16日05時30分頃に発表する予定です。