大雨に関する徳島県気象情報　第１１号
令和３年　８月１５日１０時４２分　徳島地方気象台発表

　徳島県では、１５日夕方にかけて土砂災害に警戒してください。

　　前線が西日本から東日本に停滞しています。この前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、徳島県では大気の状態が不安定となっています。
　　徳島県では、これまでの大雨により、地盤の緩んでいる所があります。土砂災害警戒情報は解除となりましたが、引き続き土砂災害に警戒してください。なお、前線は、２０日頃にかけて日本付近に停滞する見込みです。このため、１７日にかけても土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
　
　［雨の実況］
　　降り始め（１１日１７時００分）から１５日１０時００分までの降水量（アメダスによる速報値）
　　　那賀町木頭和無田　３８６．５ミリ
　　　　　　三好市京上　２６４．０ミリ
　　　　　上勝町福原旭　２２０．５ミリ
　
　［雨の予想］
　　南部では、昼前にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。
　１５日に予想される１時間降水量は、多い所で、
　　南部　３０ミリ
　１５日１２時から１６日１２時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　北部　３０ミリ
　　南部　５０ミリ
　その後、１６日１２時から１７日１２時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　北部　５０から１００ミリ
　　南部　１００から１５０ミリ
　　その後も雨が続き、総降水量が増えるおそれがあります。
　
　［防災事項］
　　土砂災害に警戒してください。
　　
　［補足事項］
　　今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
　　この情報は、「大雨と落雷及び突風に関する徳島県気象情報」を引き継ぐものです。
　　次の「徳島県気象情報」は、１５日１６時３０分頃に発表する予定です。