大雨に関する広島県気象情報　第２５号
令和３年　８月１５日１６時４１分　広島地方気象台発表

　広島県では、記録的な大雨となっている所があり、地盤の緩んでいる地域や増水している河川があります。引き続き１５日夜遅くまで土砂災害に厳重に警戒し、１６日明け方まで河川の増水に注意してください。

　　西日本に停滞する前線は、やや南下したため、中国地方の雨は小康状態となっています。
　
　　広島県では、降り始めからの総雨量は５００ミリに達し、８月の降水量の平年値を大幅に超える記録的な大雨となっている所があり、地盤の緩んでいる地域や増水している河川があります。引き続き１５日夜遅くまで土砂災害に厳重に警戒し、１６日明け方まで河川の増水に注意してください。
　
　　また前線は、１６日から１７日にかけて、再び北上し、２０日頃にかけて西日本付近に停滞する見込みです。今後少しの雨でも土砂災害の危険度が高まる可能性があり、前線の位置や活動の程度によっては、警報級の大雨となるおそれがあります。
　　
　＜雨の実況＞
　　降り始め（１１日１６時００分）から１５日１６時００分までの降水量（アメダスによる速報値）
　　　広島市安佐北区三入　５０２．５ミリ
　　　　　広島市佐伯湯来　４８２．５ミリ
　　　　安芸太田町内黒山　４７２．５ミリ
　　　　　北広島町都志見　４６４．０ミリ
　　　　　安芸高田市甲田　４６３．５ミリ
　
　＜防災事項＞
　　土砂災害、河川の増水
　
　　今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
　
　　次の「大雨に関する広島県気象情報」は、１５日２３時頃に発表する予定です。