大雨と雷及び突風に関する愛知県気象情報 第10号
令和3年 8月15日16時54分 名古屋地方気象台発表

 愛知県では、これまでの大雨で地盤の緩んでいる所や増水している河川があります。15日夜遅くにかけて土砂災害に注意・警戒し、河川の増水に注意してください。

 [気象概況]
  前線が本州南岸を南下中で、15日夜から16日にかけて東海道沖に停滞する見込みです。
  愛知県では、16日にかけて雨は弱まり小康状態となりますが、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所や増水している河川があり、少しの雨でも災害の危険度が高まる可能性があります。
  
 [雨の実況]
  降り始め(11日22時00分)から15日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
       豊根村茶臼山 285.0ミリ
   新城市作手高里木戸口 246.5ミリ
       一宮市千秋町 221.0ミリ
       愛西市江西町 192.5ミリ
      名古屋市千種区 186.0ミリ
  降り始めからの総降水量が8月の月降水量の平年値を越えた所があります。
 
 [雨の予想]
 15日18時から16日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  西部 20ミリ
  東部 20ミリ
 
 [防災事項]
  土砂災害に注意・警戒し、河川の増水に注意してください。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報に留意してください。また、土砂災害、浸水害、洪水害の危険度に関しては、10分毎に更新されるこれらのキキクル(危険度分布)を確認してください。
  これで「大雨と雷及び突風に関する愛知県気象情報」は終了します。